夏の東欧を旅させてもらった。回特に面白かったのがサッカーワールドパップの真っ最中であったこと。
左の写真はウイーン空港内のカフェ、当然右側壁のモニターではフランス対アルゼンチン戦がおこなわれていてみんなゲームにくぎ付けに。
同じEU加盟国なのでオーストリアもフランスを応援していると思いきや、アルゼンチンが得点するや店が壊れそうなほどみんな大喜び、、、
その時は不思議な気分でいたが帰りに立ち寄ったウイーンで発見した右の銅像。
そう200年以上前のヨーロッパのゴッドマザーマリア=テレジア、
彼女の最愛の娘マリー=アントワネットはフランスのルイ16世に嫁ぎフランス革命により民衆に処刑された有名なお姫様。
どうやらオーストリア人はアルゼンチンが好きなのではなく、我が国のお姫様を殺したフランス人に対する恨みがあったのかもしれない。
当然スロバキアのバーで観戦した日本対ベルギーも完全アウエーでなかったことはうれしかったが、EU統合と簡単に言うがつい最近まで大ゲンカしていたヨ-ロッパ各国である、そう簡単に過去の恨みを忘れるわけはないだろうし人災で同じ民族が殺されているから余計だ。
思えば思うほどヨーロッパの歴史は奥が深くておもしろい。