中国の新興自動車メーカーNIOがスマートEVの開発を加速させている。
旧来のエンジンの自動車では今更どうしたって先進国に追いつけないことが分かった中国、それならばとEVと自動運転の技術でリーダーシップをとるべく国家を挙げて取り組んでいくようだ。
アジア一、二を争う株式時価総額を持つテンセントはじめ名だたるIT企業が出資をしているし、何よりも有利なことは実験をするにしても日本のような規制がないことと実験中に国民が何人死のうがニュースにもならないということ。
自動運転に関しては島国で国境がないこと、国の隅々までインフラが整備済みであること、そして世界一の技術を持っていることから日本こそ完全に主導権を握れるはずなのだが唯一「規制大国」であるがゆえにみすみす中国に先を越されてしまうのは何とも悔しい話だ。