今世界中のIT企業と自動車メーカーによる熾烈な開発競争を繰り広げている自動運転。
これについて興味深い記事が載っている。
自動運転実験中に人身事故を起こしたテスラのイーロンマスク曰く「年間4万人交通事故で死者が出ているのにたった一件足首の骨を負傷したことが新聞の一面に載るのっておかしくない?」
かたやトヨタの豊田社長と日産のゴーンさんといった日本の自動車メーカーは「完全な事故ゼロをめざす」そうだ。
この考え方の差が開発スピードの差となって現れてくることは明らかで、そういった意味で言うと交通事故で何人死んでいるのかその統計もないほど多くの交通事故死者が出ている中国がこの開発競争においては最も優位に立っているということになるはず、悔しいけど。
日本の自動車メーカーも国交省も警察も少し頭の呪縛を解いてもらってこの技術を早急に実現していただきたいと思うのだ。
大体自動車メーカーは今まで自分たちが作った自動車でいったい何人の人の命を奪ってきたのか聞きたいものだ。