かわいそうに、福島原発で下請けの作業員が三名被ばくしてしまいました。
もちろん放射線の感知器を三名とも持っていたそうですが、東電いわく、当
然すべての感知器のブザーが鳴ったのですが作業員は検知器の故障だと
思ったそうです。
そんなばかな!!!
これはあくまで推測ですが、
この三名の作業員は、東電の下請けの下請けのその又下請けぐらいではな
いかと思います。
なにしろ日本は唯一の被爆国で、放射能に関してはとても神経質です。
今までも作業をするうえで放射能の検知器が鳴ったとしても、上に報告を上
げていなかったのではないでしょうか?
東電のような親会社は「正確な報告をしろ!」と口では言いますが、心の中
では「都合の悪いことは黙ってろ!」もうひとつ言うと「都合の悪いことを言う
と仕事をやらない、下請け業者はいくらでもいるから!」と思っているのでは
ないでしょうか。
親会社は危険な仕事、コンプライアンスぎりぎりの仕事は下請け(元請け)に
委託します。
元請けは元請けで同じ理由で下請け(孫請け)に委託します。
そして孫請けはひ孫請けへ・・・・・・
かくして原発作業の裾野は広がってピラミッド型になります。
なにしろ下請け会社は“仕事がなくなる”ことを死ぬほど恐れています。
今回の事故にはこのような下請け会社の心理があったのではないでしょうか?