今年の年末は不況のせいか、あまりバタバタしていない気がします。
ところがその中でもソワソワ、ワクワクした空気が漂っているのは、社内で
来年1月から3月までの3ヶ月間「燃費向上コンクール」を実行するための準備
に追われているせいなのでしょう。
これは私からではなく、社員自らの提案で進められて、私には賞金の金額について
の相談があっただけでした。
昨年ほどではないにしても、軽油の単価もジワリと上がってきています。
軽油の単価は我々にとってひとつの環境にすぎず、たとえば夏が暑くて冬が寒いこと
と同じで、皆同じ条件で戦っているのでボヤイてみてもしょうがないし、又、原油単価を
下げようとして原油先物市場に投資するお金があれば、とうに運送会社はやめています。
つまり軽油の単価は、我々の努力ではどうすることもできないのです。
であるならばせめて我々に出来る「省エネ運転」という目の前のことを全員でせいいっぱ
い取り組んでいくしかないのです。
今回社員自らの発案で進められていることにたいして、大変うれしく、又、頼もしく感じて
います。
いつもの年末ならこういった余裕はなかったでしょうが、
負け惜しみに聞こえるかもしれませんが、”不況もまた良し”かもしれません。