リーマンショックによる世界同時不況が発生してから1年が経ちました。
当社は主に食品を扱っているおかげで、他の業種に比べて売上の落込みは少なかった
のですが、ここにきてドーンと影響がでてきました。
4~9月の上半期では前年比では売上はほぼ同じだったのですが、10月5%、11月
10%前年同月比で売上がダウンしてしまいました。
そして問題は売上が減っているという自覚症状が少ないこと、
どの部門がとか、どのお客さんがとか、これといって目立った落ち込み方をしてるものが
なく、又、共配や混載が多いため、毎日同じように人も車両も稼動しているために「暇だ
なー」と感じることなく、一ヶ月経ってみて初めて気づいたのです。
どうやら食品の世界も全体的に需要が落ち込んでいるようです。
1年たってようやく、食品業界にも不況による需要の落込みが起こってきたようで、
他の自動車や電機の業界のような、いきなり半減とか70%減とかいうことはないに
しても、食品業界のこの状態は他の業界と違って、一時的なものではなく、しばらく続き
そうです。
実際、自動車や電機などは落ち込みもひどかった分、立ち直りも早かったですよね。
今回初めて環境による市場の落込みというものを実感しています。
環境は変える事は出来ません、企業も生物と同じで環境に合わせてこちらが変化して
いかないと生き残れないものです。
いずれにしても、これから生き残りをかけて体質改善を図っていきます。