今回少人数ではあるものの滋賀県にあるマテハンと自動倉庫最大手ダイフクの展示場「日に新た館」を見学することができた。
とにかく自動倉庫の展示場なのでその大きさとホスピタリティーには毎度驚いてしまうが、今回話を聞いて思ったことは今国内シェアトップであるにもかかわらず海外売上比率が70%であるということで、その多くは中国と台湾の半導体の工場ということ。
つまりそれだけ日本から半導体の製造業がそれらの国へ移っているということで少し寂しい気分ではあったが、私自身今回で三度目の訪問なのだがこのマテハン業界の進歩には毎回驚かされている。
とくに自動倉庫のリフトのスピードと正確さと人の手のようなソフトさは日本企業ならではのと思って間違いないだろう。
製造業が海外へ移転するなら部品やマテハン、そしてそれを取り巻く周辺産業でトップシェアを目指すという日本企業のたくましさを感じた一日であった。