鈴鹿でのF1の興奮まださめやらぬ一週間後に開催された韓国GPですが、
TVで観ていて観客の少なさに驚かされました。
確かにメインスタンドの周辺はそれなりに観客も入っていましたが、
そもそも観客席そのものが少ないし、又見るからに出来たばかりの観客席
がところどころあるのですがだれもいないスタンドがいっぱいです。
主催者側も気を使ったのかスタンドと気づかれいように絵が描かれてありま
したが残念ながらバレバレでした。
今年の鈴鹿では三日間で20万人の来場者があったそうです(以前は毎年
30万人超でした)。
韓国側の報道では金土の二日間で7万人来場したとのことですが、どうやら
土曜日に同じ会場でK-popのコンサートもあったみたいで、F1人気とはまた
別物でしょう。
思えば日本でも30年以上前に富士でF1が開催されましたが、わずか2年で
終わってしまいました。
その後ホンダがF1に参戦して無敵を誇り、又日本人初のF1ドライバー中嶋
人気もあって1990年鈴鹿でF1が再開されましたが、そのときから初めて
日本でF1が市民権を得たような気がします。
F1が、つまり新しい文化が市民権を獲得するのにはそのぐらい時間がかかる
ものですよ。
そういえば昨年鈴鹿での前夜祭、
前夜祭にもかかわらず大勢集まった観客に対して佐藤琢磨が、
「アブダビでの決勝当日よりも人が多いです」って・・・
あながち冗談でもなさそうです。